はてなブログの開設と今後の方針

株式会社はてなとの出会いはニンテンドーDSiうごくメモ帳だった。
うごくメモ帳とは、パラパラ漫画を電子化したようなサービスで、黒・赤・青の3色に加え、音声や効果音が付けられたり、作品をシェアできる機能があった。
当時の僕は、棒人間バトルに夢中になったり、オリカビ(オリジナルカービィ)の設定をシェアするバトン*1に参加したりしていた。
そこで好きになった作家さんを追いかけていったら、その方ははてなダイアリーを公開しており、更新を追うためにはてなアカウントを取得した。
いづれはてなハイクの存在を知り、キーワード「何かを受信」で怪文書を投稿するなどしていた。小学六年生のことである。
それから中学、高校と進学し、部活やら恋愛やらでインターネットから遠ざかっていった。
再びネットに戻ってくるのは大学に進学してからだった。
大学生はすべからくそうであるように、私も惰眠・貪食・邪淫のトリコロールカラーで彩られたキャンパスライフを送ることになる。
それでも時間が余るので、面白いことをGoogleに求めた。
お気に入りバーに保存された昔のリンクを気まぐれに踏み、はてなに再ログインした。
なつかしさに浸っていると、はてなダイアリーがいつの間にかはてなブログになって、なんかオシャレになっていた。
当時、自分のことを文化系の知的な風刺家だと思っていたので(断続的に出そうになるゲロを堪えながらこの文章を書いている)、世の中の流行に対して冷笑をかましたブログを開設し、はてなさんのサーバーを無意味に圧迫していた。
その後、ものごころがついた頃、ブログを消した。
大学院の研究生活と就職活動を経て、今に至る。
今後は、日常で感じたことをただ棚に飾るように書いていきたい。

*1:主催者が作品を描き、誰かを指名する。指名された誰かはページを追加し自分の作品を描き、また別の誰かを指定する。この繰り返しでページを連ねていく文化