コンビニに行くのも面倒なので素麺とめんつゆ、味変のための瓶詰めを買いました。
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列に割り込みをする人間(50代ほどに見える)と遭遇した。
僕は人間からストレスを受けるのが嫌いなので、なるべく外には出ないようにしている。
それはこういう人間がいるからだ。
その人間は、僕の前に割り込みをした後、僕に対して「ごめんなさいね」と言った。
本来であれば、その人間が割り込みをすることによって受けた時間的損害は、
僕だけでなく、僕の後ろにいた6人ほどにも影響があったはずであり、
謝罪するなら列を構成する他の人間にもすべきだと思うが、
その人間は僕だけに謝罪した。
この行為は、その人間の罪悪感を低減するためだけに行った自分本位の行為であり、
もはや謝罪の意味を成していない。
その人間の声が必要以上に大きかったせいで受付の内容が聞こえてしまったが、
内容的にはそこまで急ぎの内容ではなかった。
そうであるならなぜ列の一番後ろに並び直さず、社会的なルールをないがしろにしてまで自分を優先させたのか。
僕はこれに一瞬憤りを感じ、そしてすぐに興味を失った。
なぜ憤りを感じたか。それは社会のルールを守らない人間を見たからというのもある。
しかしそれは分かっていたはずだ。
幼少期からそういった人間は沢山いたし、そういうものだと己を納得させてきた。
であればなぜ今日は不必要に感情を揺さぶられたのか。
それは最近そういった人間を目の当たりにしていなかったからだろう。
人間から不快感を感じたくないがために、人間との接触は最低限にしているから、
ごくたまに今日のようなことが起こった際には過敏に反応してしまうのではないか。
そのあとすぐ興味を失ったのも、人間から不快感を被るのは異常事態ではなく、
むしろ社会の本質であり、よくあることだということを思い出したからであろう。
であれば、僕のやることは変わらず、極力人間を近づけさせないことだ。
そして早く忘れよう。僕は心が狭いので、他の人間に使えるリソースなどない。